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独居高齢者の支援について(ケアマネジャー編)

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居宅のケアマネジャー及び居宅事業所(通所、訪問サービス等)で支援している利用者の中で特に課題が多いのは独居高齢者の方ではないでしょうか。

デイサービスが迎えに行った際に、準備ができていない、まだ起きていない、または訪問介護が支援に入ったときに本人不在など、支援ができないことはよくある話です。

独居高齢者の家族が近くにいるのであれば、すぐに連絡をとって所在がわかったり、デイサービスをお休みされるなどの対応が可能ですが、協力できそうな親族がいない、または家族が遠方におられる場合などはどのように対応したら良いのか迷うことがあります。

そのような独居高齢者の支援について解決方法を紹介します。

ケアマネジャー以外にも多くの人に協力を依頼

ケアマネジャー1人では、利用者1人でも全てを支援することはできません。いざというときは独居高齢者について支援できそうな人にお願いしましょう。例えば、近隣の人や民生委員、公民館長などにも介護サービスの詳細を事前にお知らせしておくと連携を図りやすくなります。

直接ケアマネジャーが協力をお願いできない遠方の親族には、帰省した時にお願いをしてもらったり、サービス担当者会議に参加の声かけをしても良いでしょう。

また、地域包括支援センターは独居高齢者世帯を把握されていますので、生活状況や介護サービス内容もお知らせしておくと安心です。定期的に状況を報告したり、独居生活が危うい要介護者などは詳細を報告しておきましょう。要介護3・4の高齢者でも施設入所を嫌がり、介護サービスを利用しながら自宅で生活されている方はとても多いです。地域の協力は不可欠になってきます。

独居高齢者本人の見えるところに介護サービスのスケジュールを掲示

独居高齢者の中には、介護サービスがいつあるのか、何時に誰が来てくれるのかが曖昧になっている方も多いです。介護サービスのスケジュールを本人の目の届くところに大きく掲示するか、カレンダーに予定を記入しましょう。

曜日など理解できない方であれば、支援に入る前に家族や事業所に電話連絡を入れてもらいましょう。事業所によっては対応してくれないところもありますが、一度確認してみてください。家族が協力してくれるケースは多いです。遠方でも電話することは出来るので、お互いに話すネタが出来たと喜びの声も聞かれました。

ケアマネジャーが支援前に毎回連絡していては、他の利用者の支援もあり手が回りきらない場合があります。ケアマネジャー自身がすべき仕事をしっかり判断し、介護サービスがケアプラン通り実施できるように協力依頼しましょう。

災害時や非常事態時の対応を明確に

自然災害はいつ起こるかわかりません。ただ、台風など事前にわかることもありますので、その場合はショートステイを計画しておくと安心です。避難所への経路確認や手段などについて地域包括支援センターに協力をもらい、サービス担当者会議などで協議しておいたほうが良いです。

独居生活の場合、転倒しても発見が遅れることがあります。介護サービスのスケジュールの下などに緊急時の連絡先と主治医、サービス事業所、本人の住所や電話番号も記載しておくと安心です。

また、支援に入った時に本人が倒れていて、救急要請した場合も住所、連絡先を伝えなければなりませんので、連絡先を掲示しておくことで戸惑うことなく対応ができます。

また、本人が自宅の中で倒れていて家の鍵が閉まっているという場合もあります。このような場合は窓を割って入って良いという了承を本人及び家族から頂いておいて下さい。了承を得ていなかった場合、器物破損で訴えられることもあります。第三者の確認があったほうが良いのでこれもサービス担当者会議で確認しておいたほうが良いです。

独居高齢者は少しでも多くの協力者に依頼することでケアマネジャーへの信頼関係も強くなります。ちょっとしたことでもケアマネジャーに依頼することがありますが、できない支援はキッパリと断って下さい。

例えば、現金引き出しや受診の送迎です。信頼関係も重要ですが、線引きをしっかりしておかないとケアマネジメントはできません。少しでも長く
自宅で生活が送れるようにできることを支援していきましょう。

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