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居宅介護支援事業所で働くケアマネジャーとして要介護者宅に初めて訪問するときの心構え

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居宅介護支援事業所で働くケアマネジャーが初めて要介護者宅へ訪問するときは緊張するものです。訪問する私たちも緊張していますが、要介護者やその家族も同じように緊張されています。

どんな人が担当ケアマネジャーになってくれるのだろうか?介護保険で何が出来るのかな?費用はどれ位かかるのか?

初めて来る担当ケアマネジャーに対して、要介護者の方は緊張だけでなく期待もされています。家族はこれまでの介護が大変で、もしかすると、すがるような思いがあるかもしれません。

訪問前に情報をできる限り集めて初回の滞在時間を短くする

多くの場合、訪問前に要介護者についての情報は入手できます。病院や施設から紹介された要介護者については、これまでの病歴や家族構成、生活歴、入院(入所)中のADLなどの情報です。初回訪問前に相談員やMSW(医療ソーシャルワーカー)などからも少しでも多くの情報を集めてください。私たちの心構えも違ってきますし、初回訪問の滞在時間も短縮できて、要介護者や家族も質問を多く受けずに済みますので円滑に進めることができます。

清潔感のある身だしなみで要介護者宅に訪問する

第一印象は重要です。当たり前のことですが、初回に関わらず、身だしなみには気をつけましょう。髪は乱れていないか、服装は整っているか、訪問前に確認しましょう。今後、長い付き合いになるかもしれないケアマネジャーです。清潔感のある身だしなみと明るい表情で対応しましょう。最初に悪い印象がついてしまうと、修正するのに時間がかかってしまいます。

お話をするときは、姿勢を良くして、肩の力を抜いて話を進めてください。難しく考えることはありません。ケアマネジャーが緊張していると、要介護者さんやご家族にもその緊張が伝わります。このケアマネジャーで大丈夫かな、頼ってもいいのかなと不安にさせてしまいます。焦らずに自分も落ち着いて話を進めましょう。

お話を聞くときは、介護の困りごとに耳を傾けるだけのつもりで良いと思います。相談したいケアマネジャーだなと印象がアップします。くれぐれも上から目線と思われるような態度はとらないようにしてください。

事前情報がない場合でも初回の情報収集は短めにする

初回の訪問時に要介護者や家族の情報が全くない場合もあります。初回は介護保険制度の説明やサービスの流れも説明しなければなりませんので、時間がかかります。

初回訪問での情報収集は基本的な事だけに絞り、1時間~1時間半ほどで切り上げると良いでしょう。また、情報収集前に「〇〇時間ほど時間がかかります。疲れたり、トイレに行きたくなったら遠慮無く言ってください 」と伝えておくと、これからの見通しがつき要介護者さんは安心してくれます。

情報収集は、質問するだけではありません。要介護者の目で見たり、音を聞いたり、臭いはないか確認して下さい。

要介護者さんは清潔でしょうか?部屋の環境は整っているでしょうか?呼吸の時にヒュー音や喘鳴はないでしょうか?部屋の臭い、体臭や尿臭、アルコール臭はないでしょうか?

その他にも、洗濯物は干してあるのか、玄関や庭の掃除や手入れはできているかなどの状態確認を行ってください。自分が持っている感覚を全て使うと色々な情報が入ってきます。

当然ですが、臭いや不衛生な事に気付いたとしても、初対面で話さないでください。要介護者さんそれぞれに生活習慣があり、価値観の違いもあるので、まずは自分の中の情報として落とし込んでください。次から次に質問されると、要介護者さんの精神的な負担にもなります。

アセスメントは聞き取れないと話が進みませんが、ひとまず必要なところの詳細だけ確認できれば計画書は作成できます。急ぎでないものは後でご家族に聞くなど、後日の情報確認で良いと思います。

最後に、初回訪問時はお互いに緊張していることを忘れずに。お付き合いの長くなる居宅介護支援事業所で働くケアマネジャーです。ケアマネジャーも要介護者も、緊張感もあり、ワクワク感もあるのではないでしょうか?

緊張を少なくするためには前述のように事前情報が多くあればあるほど良いと思います。清潔感のある身だしなみで初回の在宅訪問へ向かい、要介護者さんの事を第一に考えて、同じ目線でしっかりと話をお聞きしましょう。

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